教会に寄せられる、よくある質問にお答えいたします。
教派神道とは何ですか?
一口に神道と言っても、現在ではかなり細分化されています。仏教でも、同じように真言宗、臨済宗などと分かれており、さらにそこから細かく派生している宗派も数多くあります。教派神道とは、幕末期の神仏分離令や歴史の背景によって、政府から認可された13派を指します。「教派」と言われるように、教えに重点を置いた神道というイメージです。わかりやすく言えば、教えがある神社のようなものであり、神社神道と教派神道は兄弟のような関係と言われる場合もあります。現在の教派神道には、出雲大社や伊勢神宮に縁ある宗派も含まれます。
参拝にお金は必要ですか?
金光教の教会では、お供えやお金の支払いは強要いたしません。各種祈願や祭典に関わるお供えも、定められている儀式の金額以外は、あくまで個人の意思によるものとしています。参拝者の中には、野菜や果物、お酒、おかずなどで、お気持ちをお供えされる方も多くいらっしゃいます。
参拝はいつでもできるのですか?
当教会は年中無休です。朝は8時から、20時まで参拝可能です。初めてお参りに来られる方は、事前に連絡をいただくとスムーズにご案内できます。
冠婚葬祭はできますか?
基本的には、どなたでも可能です。当社では、仏教や他宗教を信仰されている方もお参りに来られたり、冠婚葬祭を行ったりしています。他宗教を否定しないのも金光教の特徴であり、冠婚葬祭も、金光教信奉者のみに限定されるわけではありません。参拝も同様です。
納骨堂はありますか?
当教会には、円生殿と呼ばれる、神式の納骨施設があります。
お取次って何ですか?
金光教の教会には、広前(神殿のある場所)の向かって右側に結界と呼ばる場所が設けられています。ここで、金光教の教師(取次者)が日々取次を行っており、どなたでも取次を願うことができます。
初めて参拝された方の目には、取次は、悩み事相談のように見えるかもしれませんが、厳密には、参拝者の難儀な問題を神様に届け、取次者が伴に祈る行為が行われています。また、結界は悩み事だけではなく、神様への御礼を取次ぐ場所でもあります。
なお、合楽教会の場合は、教会設立時に特別な理由があり、左右2個所に結界が設けられています。